在留資格「定住者」

昨日

ボスは国際業務班の勉強会へ。

設問集に「定住者」がある。

定住者とは？

基本的に入管は単純労働者の受け入れを認めていないが、

「定住者」は入管が初めて単純労働者の受け入れを認めた在留資格。

日系３世が対象。

バブル期、好景気なのに企業倒産が増加。

背景は労働者不足。

単純労働者を受け入れる政策が「定住者」

１９８９年入管法改正、１９９０年スタートした「定住者」

ここを押さえておかなければ、告示は「なんのこっちゃ」となる。

例えば、「日本人の子として出生した者の実子」

実子は日系３世。

何故、日本人の子として出生した者が「日本人の配偶者等」で実子が

「定住者」、つまり外国人なのか？

日本人の子として出生した者でかって日本国籍を有していた者の実子の実子。

実子の実子、つまり日系３世。

では、「かって日本国籍を有していた者」とは？

「自発的国籍離脱」でなく「国籍喪失」だが、何故「国籍喪失」なのか。

図解と国籍法で示しながら説明したボスでした。

にほんブログ村



法律・法学 ブログランキングへ