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2018年10月29日 (月)

墓仕舞い訴訟

「墓仕舞い訴訟」の記事を読んだ。

少々、複雑な関係ですが、

簡単に言えば、

故人の妻(故人)の姉妹が事実上の

故人の墓の管理者となっていた。

管理者は祭祀承継者ではないが、

故人の妻(故人)の姉妹として

墓を守っていた。

高齢となった管理者さんは、

お寺と相談して「墓仕舞い」をした。

管理者が親族から無断で「墓仕舞い」をされたこで

精神的苦痛を受けたと「損害賠償」を

請求された事案。

悩ましい事案ですね。

「墓を守る」は大変なことです。

親族は年数回の墓参り。

管理者の日々の苦労を知ってか知らずか。

管理に伴う苦労を承知で管理者になったのだから

当然のこと。と言い切れるだろうか。

一般的に「墓」は、

昭和30年代の高度成長に伴い普及した。

三種の神器(テレビ・洗濯機・冷蔵庫)が揃い、

自家用車が普及し、マイホームが普及したあと、

終の棲家(墓)として霊園墓地の開発に拍車をかけた。

そして、半世紀を過ぎ、

マイホームは住む人とてなく朽廃し空家対策問題となり、

「墓」も空家対策の延長線上として「墓仕舞い」となる。

「墓仕舞い」は空家対策問題の先に見える社会問題ですね。

空家対策は朽廃した「危険家屋」と目で見えるが、

危険家屋に内在する祭祀承継には目に見えない相続争いが

ある。

半世紀過ぎた現在、

不動産は「負動産」となり、負動産が空家問題であり、

内在する「墓仕舞い」である。

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