戦略的な入れ札を打った!
昨日
ボスは裁判所に入ると、
真っ直ぐ執行官室へ。
裁判所には独特の空気が流れていますね。
あの静寂さが法そのものなのでしょう。
競売入札の札を確認する職員さん。
読みますから確認してください。
職員さんの読み上げる記載事項に
「有ります」と答えるボス。
代理人の住所・氏名が書かれていますか?
「有ります」
印はありますか?
「有ります」
では、封に入れてください。
封に札を入れたボス。
職員さんの一言
以上です。
裁判所を出ると、ボスは依頼者さんへ
提出した旨を報告した。
あとは、開札日を待つだけです。
今回の競売物件は「読み」に悩んだ。
入札の「読み」は心理戦です。
同じ物件がこれで4度目となる。
過去3度とも各最高落札者が流している。
申込金は没収される。
それでも「流す」の裏側に潜む事情とは?
3度目の申込金は2度目よりアップした。
そして、
4度目の今回は3度目より約40%のアップ
となった。
摩訶不思議なことが起こっている。
それだけにボスは「読み」に苦慮せざるを得なかった。
4度目となる競売は、
競売史上の中でも最も特異な事例として残るでしょうね。
入札がなくて流れ、2度目・3度目・4度目となるケースは多々ある。
しかし、
落札者がいながら3度も流れるなど異常である。
裁判所も、ようやく異常に気が付いたのか、
申込金を数段とアップさせた。
このアップが4度目のキーワードであり、
5度目はない!との裁判所の姿勢ですね。
このキーワードから、
ボスは戦略的な入れ札を打った!
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