にほん昔話 鴨の一生
鴨さんは毎日、毎日、田んぼの中で働いた。
稲を害虫から守るのが鴨さんの仕事。
そんな鴨さんも高齢となり定年退職し、
鴨寮から出ることになった。
でも、
鴨寮を出ても住む家とてない。
ハト公営住宅へ入居申し込みした鴨さん。
ハトさんの一言
鴨さんは無職だから入居資格がありません。
鴨さんはヤドカリさんへ相談した。
ヤドカリさん
ほな、うちとこのアパートを貸してあげましょう~
鴨さんは大喜びしたが、連帯保証鴨がいない。
ヤドカリさん
それなら、財団法動物高齢動物住宅財団の保証を
受けたら?
鴨さんは、高齢動物住宅財団へ申し込みした。
財団は拒否の理由を鴨さんへ告げた。
高齢動物住宅法の条文は、
25㎡以下は動物が快適に暮らす所ではないと規定されています。
従って、
ヤドカリさんのアパートは25㎡以下ですから、
物件対象外です。
預金も減ってきた鴨さん。
鴨さんは、蟻役場で生活保護を申請した。
蟻さんの一言
鴨さんはウミネコ銀行へ5万円の預金がありますから、
申請しても不許可ですね。
鴨さんは元気に田んぼで働く若い鴨達を見つめながら
息を引き取った。
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その法律、本日、調べました。偶然・・・。
ポチッ!
投稿: しんめい | 2012年9月11日 (火) 23時56分
コスモさんチャ!♡
犬さんは鴨さんのお力になれないのでしょうか・・✽(๑ŏ╻ŏ๑)✽
チャチャチャ〜♬
投稿: 行政書士すーちゃん♡ | 2012年9月12日 (水) 00時58分
そういった現状があるんですね…
柔軟な対応をしていただきたいものです。
勉強になりました。
投稿: くるぶし | 2012年9月12日 (水) 06時26分
しんめいさん
高齢者円滑住宅法は弱者切り捨ての法律なんですね。
行政書士すーちゃん
残念ながら犬さんはダメですね。
くるぶしさん
柔軟な対応が求められますね
投稿: コスモ | 2012年9月12日 (水) 07時17分