公平な競争 2
「公平な競争」で頂いたメールの中で。
「先生は合格に達する勉強をするだけ。と言われた。
それなら、何故、一流大学を目指さなかったのですか?」
ズバッ!と斬り込まれた質問ですよね。
でも、答えは、単純明快です。
目指したけど、「桜散る」の結果だった。
「授業料免除」に「決めた!」と入学したのが
新設の大学でした。
二つの奨学金とバイト代を合わせれば
仕送りゼロでも暮らせます。
さらに、メールの中には、
「大学で教科書を購入しないで
授業を受けたのですか?」
との質問もありました。
この答えも、単純明快です。
授業そのものを受けなかった。
試験では、
例えば、経済原論で、
答案用紙に、大文字で「金」の一文字。
「宅建を目指した動機は?」の質問もありました。
これも単純明快な答えです。
たまたま本屋さんで、今から間に合う宅建試験の
帯のついた本が目にとまったから。
「そうなんだ」と単純な動機から本を買い、
その気になっただけ。
「57歳で行政書士を受ける動機はなんでしたか?
資本論から経済学部とわかりましたが、
法学部でもないのに?」
この質問も単純明快な答えです。
大学時代の恩師の見舞いに行く。
恩師は管を通した身体で机に向かい、
こんな身体になっちゃったよ。
ワッハッハ~~と笑いながら、
論文を書いておられた。
見舞いから一週間後に亡くなられ、
奥様からその時の書きかけの論文を
遺稿として頂きました。
遺稿を読みながら、
よっしゃ!
いっちょ やったるか!
と、燃えた。
それが、行政書士試験だった。
国家試験に学部など関係ありません。
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コスモさん、こんにちは♪
決断力ですね。
誰でも閃きや思いつきってありますが、それを行動に移せるかどうかで人生は変わってくるのでしょうね。
投稿: あばた | 2009年5月26日 (火) 09時14分
コスモ先生
笑いあり、涙ありのコスモ先生のお人柄が
表れている文章ですね。
おっしゃる通り、資格試験に学部は関係ありません。
もっと言えば学歴も関係ありません。
(一部学歴制限を設けている資格有)
ある意味「公平な競争」の場です。
投稿: 嶋田不二雄 | 2009年5月26日 (火) 10時08分
やろうと思った時こそが、旬なときですね。 年齢なんて関係ないし、(とはいっても素晴らしいです。) あっけらかんと言われているところがまたいいですね。
勇気をいただけます。。。
投稿: みやび | 2009年5月26日 (火) 15時05分
コスモさんは何故大学の授業に出なかったのですか。
それぞれの教官が半生を費やした研究を、学生は大した苦労をせずに享受できるのに、勿体無いことしたのではないですか。
投稿: sonata | 2009年5月26日 (火) 15時48分
あばたさん
動くか動かないかですね。
嶋田先生
国家資格試験は公平ですよね。
みやびさん
何事も始めた時が旬です。
sonataさん
それに気がついたのが、恩師の遺稿です。
学生時代は、
教授と赤提灯で呑んでました。
授業には出ないけど、何故か、飲み屋さんから、出てこ~~い。と誘われてました。
教授と24時間マージャンを打ち、
終わってみれば、チャラでした。
投稿: コスモ | 2009年5月26日 (火) 17時15分
どんな質問にも
明朗快活なお答え
すばらしいですね☆
投稿: ひろ♪ | 2009年5月26日 (火) 18時56分