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2008年9月29日 (月)

地図にも著作権

無断でゼンリンの地図をコピーして

転記することは著作権法違反となります。

ビデオ・CD等における著作権は

業界団体による啓蒙活動で意識は

市民生活に浸透しています。

しかし、

残念ながら、ゼンリンの地図の

コピーは浸透しきれていない。

何故なのか?

地図は紙媒体であり、容易にコピーが

可能である。

又、

行政にもその責任の一端はあると考えられる。

ゼンリンの地図を添付書類として

提出しても受理されてしまう。

役所で受理されれば違反と思わない。

違反しているとの意識など生じない。

だから、違反の意識はない。

著作権は、誰もが持ちえる権利です。

例えば

このブログで、私が書いた文章にも

著作権はあります。

ですから、

無断転記は違法行為となります。

小学生の描いた絵にも著作権はあります。

そこまで(うるさくしなくても)の意識が

違法性を薄めているのです。

しかし、違法は違法です。

ゼンリンの地図をお持ちの方は、

最後のページを見てください。

「禁無断複写」と太文字で印刷されています。

ゼンリンの地図を営業で活用されるのでしたら、

やはり、著作権を意識する必要があります。

ゼンリンの地図は購入したからコピーしても

かまわない。との意識ではダメです。

「CDを購入したからダビングしてもかまわない。」

は違法だと認識していますよね。

ただし、

個人が個人で楽しむまでの領域は許容範囲です。

しかし、コピーを(貸し出す)(売却)するとなると

明らかに違法だとわかっていますよね。

ゼンリンの地図とて同様です。

では、

ネット上の、Googleマップはどうか?

Googleマップの利用規約を見てみましょう。

「個人のユーザーには、Googleマップは

非商用の個人利用のみを目的として

提供されています。」と明記されています。

さらに、

Googleマップは、いかなる形態であっても、

商用目的での利用、複製及び配布を行うことは

出来ません」と明記されています。

そして更に、

「地図情報は、いかなる商用目的でも利用

したり配布することも出来ません」と警告しています。

著作権に関して、

紙媒体のゼンリンであれ、

ネットでのGoogleマップでも保護されています。

Googleマップは便利ですが、利用する前に

「ヘルプ」から利用規約を読む事も必要です。

無断転記し配布・添付書類として提出等は

著作権者の権利を奪っているのです。

もし、あなたが自己の権利を侵害されたら

どうしますか?

答えは、明白ですよね。

では、どうすれば?

ゼンリンの地図の場合は、「複製許諾証紙」を

貼付することです。

代金は一枚210円です。(消費税込み)

鳥取県の場合

鳥取市水道局では、水道業者に対して。

道路占用申請書の位置図にゼンリンを複製

する場合は、「複製許諾証」の貼付を義務付け

ています。

(平成20年3月26日道路占用申請分より)

今後、

行政機関において、著作権の取り扱いに

は厳しくなると予想されます。

何故なら、鳥取県でも、

著作権のセミナー(市民参加)などで啓蒙活動

が実施されています。

では、

「複製許諾証紙」は何処で取り扱っているのか?

(株)ゼンリンへ問い合わせする。

若しくは、

お近くの行政書士事務所、又は、県行政書士会へ

問い合わせすると教えてもらえます。

ちなみに

私の事務所においても取り扱っております。

「複製許諾証紙」をお求めの際、

利用目的等を確認させていただきます。

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