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2008年7月23日 (水)

瑕疵担保履行法 供託

瑕疵担保履行法

基準日(3月31日・9月30日)において、着工件数を届け出なければならな

い。

供託と保険及び(供託と保険併用)の選択肢があるが、ここでは、供託額の算出方法を記載します。

供給戸数の合計額*乗ずる金額+加える金額=供託金

注 供給戸数とは、過去10年分

  但し、平成21年10月1日よりの引渡し戸数

  乗ずる金額 と加える金額 

 例えば

      乗ずる金額    加える金額

1戸以下    2,000万円        0円

 1超10戸以下   200万円    1800万円

 10超50戸以下   80万円   3,000万円

50超100戸以下  60万円   4,000万円

100超500戸以下 10万円   9,000万円

以下省略

計算方法

年間100戸の新築住宅の場合

1年目

供給戸数の合計額*乗ずる金額+加える金額=供託金

100*10万円+9,000万円=1億

2年目

前年の100戸+2年目の100戸=200戸

200*10万円+9,000万円=1億1千万円

供託額積増分 1億1千万円―1億=1千万円

3年目

過去2年分200戸+当該年度100戸=300戸

300*10万円+9,000万円=1億2千万円

供託額積増分 1億2千万円―1億1千万円=1千万円

上記の通り、平成21年10月1日新築引渡し分より計算する。

供託は10年間。

供託額が120億円に超えた場合は120億円。

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