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2008年1月29日 (火)

原状回復 事例

原状回復

私の事務所でのケース

一戸建の新築に入居してから20年。

仲介した業者は死亡し、大家さんから明渡しの立会い要請を受ける。

六畳の和室が3部屋・6畳の台所・トイレ・浴室。

室内状況

1.畳は擦り切れ状態で一部大きな穴が開いている

1.襖は薄汚れ破れている

1.浴室の入り口の床はたわんでいる

1.浴室のタイルには亀裂有り

1.台所の床はキズだらけ

1.トイレのドアを開けた瞬間、あまりの汚さに閉める

1.天井は黒ずんでいる

1.流し台はもはや使い物にならない状況

1.換気扇は油汚れで黒ずんだ塊となり換気扇も作動しない

荷物を出しただけで、家の中は埃だらけで汚れ放題。

エトセトラ

家の中に入った大家さんは、あまりの汚さに唖然状態。

気を取り直して、

1.畳は全て新畳に交換してもらいます!

1.襖は張り替えてもらいます!

1.床は張り替えてもらいます!

1.壁は塗り替えてもらいます!

1.浴室のタイルも張り替えて!

1.トイレの便器も交換!

1.トイレの壁も張り替えて!

1.流し台も替えてもらいます!

1.ハウスクリーニングしてもらいます!

エトセトラ

賃借人は憮然として大家さんを睨みつけた。

そして、承知できません!と切り替えしてきた。

もはや、喧嘩状態である。

さて、あなたの判断は?

私の判断は次回に。

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コメント

20年ですか。
普通に暮らしてても劣化しますね。
しかし、内容を見ると賃借人に掃除という概念が
抜け落ちていた感がありますね。

畳・襖=経年劣化と過失で半々。
浴室の入り口=賃借人の過失。足マットなど敷いて無かったんでしょう。
浴室のタイル=大家負担。経年劣化です。
台所の床=畳・襖と一緒の考え。
トイレ=掃除代を貰う。便器交換はグレードアップになります。
天井=何で黒ずんだんでしょうね?原因との因果関係でその部分だけ貰う。
流し台=経年劣化で金属の腐食なら大家。賃借人の過失で使い物にならないのなら貰う。
換気扇=明らかに掃除不足。貰う。
クリーニング=普通に掃除をしていない部分との折半。

まぁ、今回は賃借人の過失が大きいですね。
大家が可哀相な事例です。現状を見てない
から判断出来ませんが、文面からすると

大家:賃借人=4:6 or 3:7くらいですかね?

父ちゃん
見事なバランス感覚です。

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