古い地積測量図
久しぶりに、昭和40年の地積測量図を見た。
この時代の地積測量図には過去と未来が入り混じってる。
それ故に、ノスラルジー的な趣がある。
縮尺図は現代風に縮尺に基づいてのメートル法。
ところが、求積では、メートルを(間)に置き換える。
なぜならば、当時の登記簿は坪単位で表示されていたからである。
例えば、三角法での求積で、底辺10.00で、高さ5.00ならば、
(10.00*5.00)/2=25.00
この数字を現代風に読むと大間違いとなる。
なぜならば、現代では、25.00㎡と読み込む。
これを、坪単位とするならば、25.00*0.3025=7.56坪。
ところが、実際は、25坪なのである。
メートル法で図面を書き、求積の数字は(間)に置き換える。
だから、10.00mでなく、10間でる。
10間*5間=50坪となり、50坪を2で割って25坪。
ちなみに、10.00を0.55で割ると、18.18mとなる。
俗に1間を1,8として、10間であるから18m。
昭和は遠くになりにけり。
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コメント
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昭和40年といえば私の生まれ年です(^^ヾ)
東京にもまだバキュームカーが日常的に走り、砂利道がたくさんありました。
投稿: Okei | 2007年12月25日 (火) 12時03分
私は高校1年生でした。
投稿: コスモ | 2007年12月25日 (火) 13時00分