悪法も法なり
登記官がニヤリと笑って、言い放った言葉
悪法も法なり!
相続登記において、数人の相続人がいる場合でも、
唯一、遺産分割協議も不要。印鑑証明書も不要。
他の相続人の意思など問題外。
除籍簿と戸籍謄本と住民票。そして、認め印さえあれば相続登記が出来る。
そんな馬鹿な!
と憮然となってもそれが法。
司法書士も、悪意ある相続人から、この相続登記が依頼されたら、
他の相続人の意思確認を取る必要がない。
いわゆる、職権で相続登記が出来る。
あり得ない!と反論される人は、まさしく善意の人です。
しかし、実務では、×となる。
民法の相続編で勉強してるはずです。
いわゆる、法定相続。
わざわざ、(法)の文字をかしてる所以である。
法に定められているから法に従う。
しかし、禁じ手でも、法的には問題なし。
相続トラブルの一因にもなりますから、実務では十分気をつけましょう。
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