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2007年6月18日 (月)

悪法も法なり

登記官がニヤリと笑って、言い放った言葉

悪法も法なり!

相続登記において、数人の相続人がいる場合でも、

唯一、遺産分割協議も不要。印鑑証明書も不要。

他の相続人の意思など問題外。

除籍簿と戸籍謄本と住民票。そして、認め印さえあれば相続登記が出来る。

そんな馬鹿な!

と憮然となってもそれが法。

司法書士も、悪意ある相続人から、この相続登記が依頼されたら、

他の相続人の意思確認を取る必要がない。

いわゆる、職権で相続登記が出来る。

あり得ない!と反論される人は、まさしく善意の人です。

しかし、実務では、×となる。

民法の相続編で勉強してるはずです。

いわゆる、法定相続。

わざわざ、(法)の文字をかしてる所以である。

法に定められているから法に従う。

しかし、禁じ手でも、法的には問題なし。

相続トラブルの一因にもなりますから、実務では十分気をつけましょう。

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